越前松島水族館の飼育ブログ

お魚さんのあんなコトからこんなコトまで!
水族館が2倍楽しくなる!?飼育ブログです。

-41- コツメカワウソBaby誕生!

お待たせしました!カワウソBaby初公開です!!  
と言っても、まだ写真のみですが・・・。

昨年末ごろから、お嫁さんカワウソ「ニコ」のお腹が大きくなっていたことは
すでにこちらで紹介していましたが、
1月30日の朝、赤ちゃんが産まれているのが確認されました!

「シウバ」と「ニコ」が巣を離れている隙に、こっそりと確認したところ、
赤ちゃんは3頭。 産まれたその日から、元気な声で鳴いていました。

コツメカワウソは夫婦で子育てを行ないます。
「シウバ」も「ニコ」も初めての子育てですが、2頭ともしっかりと赤ちゃんを育ててくれています。
むしろ、カワウソの子育てに関わったことのないスタッフのほうが手探り状態。

パパになった「シウバ」は、時にこんな行動を・・・。

餌を食べている途中や食べ終わった後に、巣箱の中をゴソゴソ。
なんと、赤ちゃんを引っ張り出してきてしまうのです。
「シウバ」は赤ちゃんを外で何度かくわえなおして、再び巣箱の中へ・・・。

野生のカワウソたちは、巣内の環境の変化(気温や巣材の湿り具合など)に合わせて
引っ越しをします。

当館の場合、「シウバ」は引っ越そうと赤ちゃんを出してきたものの
部屋の中には適当な引越し先がないために、もとの巣箱へと戻るものと思われます。

なんとか赤ちゃんの写真を撮りたい!と担当スタッフが狙っていたところ、
ある日思わぬサービスが。
「シウバ」は普段、外に出してきた赤ちゃんをすぐに巣箱の奥に戻してしまうのに
今日は外に赤ちゃんを1頭置いたまま、別の赤ちゃんを出してきたのです。

これはチャンス!!とすかさず写真撮影。
しかしあまりに突然のことで、若干手が震えてしまいました。
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という経緯で、撮影に成功したのがこちらの写真。
全身が写りきっていないあたりに、私の動揺が現れています・・・。

この赤ちゃんはしばらくして
ちゃんと「シウバ」が巣の中へ戻しましたのでご安心を。

このようにして、偶然まかせではありますが
元気に大きくなっている赤ちゃんの姿が確認できています。
今のところ、「ニコ」と「シウバ」の子育ては順調な様子。

いつ頃展示が再開できるかはまだ未定ですが
それまで、赤ちゃんの成長ぶりはこちらで紹介させていただきます。
カワウソ一家、次回の報告をお楽しみに。

+ + + きく + + +
Posted by 越前松島水族館 at 15:54

-40- ハリセンボンが持ち込まれました

2月9日に一般の方から生きているハリセンボンが持ち込まれました。
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ハリセンボンは全世界の温帯・熱帯に分布しています。日本海で見られるハリセンボンは、南の海で生まれたものが、夏から秋にかけて対馬暖流にのって日本海に入り込んできたものといわれています。もともとは暖かい海にすんでいるわけですから、水温の低下した(今の海水温は大体12℃ぐらいです)日本海で生きていくのはなかなか厳しいようで、衰弱した個体が、強い季節風や高い波によって浜辺に打ち上げられてしまうことがしばしばあります。

今年は例年になく海が穏やかで、ひどく荒れる日があまりありませんでした。そのため、今回持ち込まれたハリセンボンも、何とか今日まで海の中で生きながらえてこられたのでしょう。これも、暖冬のせいかも知れません。

持ち込まれた個体は、低水温の中で生活していた為か、体全体がやや黒ずんでいましたが、当館の水槽の中に入れると弱々しいながらも泳いでいきました。餌を食べるようになり、体調が回復してくれば展示していきたいと思います。

13日には、鷹巣漁港内で泳いでいるハリセンボンの姿がテレビのニュースで流れていました。
天気のいい日には、海に出かけてみませんか?今年は、今まで見られなかったものに会えるかもしれません。

           A.Inagi

Posted by 越前松島水族館 at 15:53

-39- タイマイを保護しました

昨日の2月4日にタイマイが水族館にやってきました。
県内の砂浜に打ち上げられていたところを発見した方から水族館に連絡があり、保護したのです。
今回保護されたタイマイは甲長23cm、幅15.5cm、重さ1.14kgの幼体です。
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タイマイはとがったクチバシと美しい甲羅(べっ甲として装飾品の材料として使われる)のウミガメとして知られています。

そして、タイマイはサンゴ礁域などの暖かい海で生活するウミガメで、暖流に乗って回遊すると言われています。
今回保護されたタイマイはその途中に道から外れて海岸に打ち上げられてしまったと思われます。

ところで、現在水族館前の海の水温は現在11度!
冷たすぎます(゚д゚* ) =3 (ちなみにウミガメ館の水温は24℃)

やはり、はじめにこのタイマイを見たときは、ぐったりした様子で悪い予感がよぎる程でしたが、海水に入れてしばらくすると動き出したのでひとまず安心・・・という状況です

今後、水族館の獣医による治療と私達の飼育によって努力していくつもりです!
なんとか回復してみなさんに元気な姿を見ていただける日が来ますように☆ Y.O

Posted by 越前松島水族館 at 15:52